夕焼けの憂鬱

母の特殊な時間

西日が強く差し込むボロアパートの2階の部屋。


部屋が夕焼け色に染まる頃、夕飯を作る前の母が一服を入れる時間がありました。ぼーっと遠くを見つめたり、子供の僕に自分の過去の話を聞かせるなど、普段家事をしたり、買い物に行ったり、子供と楽しく遊んだりするいつもの母とは違う一面を見ることができる特殊な時間でした。僕はその時間が嫌いではありませんでした。


不思議と姉がいた時にそういう話を一緒に聞いた記憶は少ないです。僕だけにしていたのか、姉には僕が外に遊びに行っている時に話をしていたのかはわかりません。姉は昔のことをあまり記憶していない人なので確認もとれません。


母の話の内容は、恋愛の話と出身の鹿児島での子供時代の話が中心でした。


恋愛の話でいうと、例えばこんな感じです。

子供に父親の悪口や不満などを言ったらダメらしいですね。いい影響はなさそうだということはわかりますね。うちはしょっちゅうではありませんが、「お父さんみたいになったらアカンよ」と母から言われていました。


父も鹿児島出身でまさに九州男児という感じの人でした。今の九州の男子はそんなことないと聞きますし、父親も晩年はやわらかくなったらしいですけど、僕が知っている父はインスタントラーメンも自分で作らない人でした。そのくせラーメンに入れる卵の状態などにうるさくケチをつけ母を責めたりしていました。


「料理ぐらい自分で作れる男になりなさい」と母は言っていました。僕も子供ごころに父みたいにはなるまいと思って育ちました。



耳を疑う貧乏話


母がしてくれた鹿児島での子ども時代の話は貧乏話が主でした。時代的なこともあるんだと思いますが耳を疑うような話もありました。次回はその話を記事にします。


記事のタイトルは『鹿児島に降る雪』です。


お楽しみに!


・前回の話はこちら

『子供の頃住んでたボロアパート』


子供の頃の話は【昭和チルドレン】というカテゴリーに入れていきます。よろしく!


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